今日もいい天気でしたね。
狂犬病予防注射のシーズンです。
日本では犬を飼うにあたり法律で狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。
これは人間の法律で「犬を飼うに当たり最低限の義務」として定められていて、罰金も含めた罰則もあります。
最近は犬による咬傷事故がニュースになる機会が増えています。
つい最近札幌市内でも、犬を連れて散歩中に大型犬に襲われて人間は怪我、犬も大怪我をしたり残念ながらなくなったりといったニュースがネットや新聞で見られていました。
当院に来られる多くの犬のご家族は良識がありきちんと狂犬病を接種されていますが、そうした方の周りには「必要ない」と言う方がいて、「うつ必要ないと言われたけどどうなの?」という質問を受けることもあります。狂犬病予防注射に関しては上記のように「飼う上で定められた法律」があるので、「うたなくてもいい」といった方はそうした法律を無視していることになる旨をお話すると、「やっぱりそうだよね」ということになることがほとんどですが、これだけ犬による咬傷事故が騒がれていても今だにこうした認識の方がいるのは悲しい限りです。
咬傷事故が増えたためかこうした法律違反に対する世間や行政のチェックも厳しくなっています。安易に法律違反をするべきではありません。