当院では、お誕生日を迎えた愛犬・愛猫へのプレゼントとして、誕生日月にお使いいただける特別な割引をご用意しています。
・健診って必要なの?
犬や猫は1歳で人間の20歳くらいになり、そこから1年で小型犬や猫は約4歳ずつ、大型犬では6歳ずつ歳を重ねていきます。
当院では定期的な健診で健康時のデータを積み重ね、年齢とともに進む緩やかな変化を見逃さないようにすることで、健康を「点」ではなく「線」で捉えてその子その子の健康管理を行なっています。
・どんな検査ができるの?
当院では下記の検査を組み合わせて実施しています
・問診
ご家族が気になるところがないかどうか、最近変わった様子がないかどうかなど、話せない犬や猫に変わってご家族にお話を伺います。些細なことでもそれをきっかけに病気が見つかることもありますので、なんでもおっしゃってください。
・身体診察
頭のてっぺんから尻尾の先まで、五感を使って異常がないかどうかを診察します。
・血液検査
全身状態(貧血や炎症)や臓器の状態、代謝の異常のチェックをします。ご自宅での様子や身体診察で異常が見られる前から検査値に変化が出ることも多くあります。一度の検査では一般的な標準値と照らし合わせることしかできませんが、繰り返し検査をしておくことで過去の検査結果から見たその子その子標準値と比較して異常ではないかどうかもチェックすることができます。
当院では世界標準の機器を導入し、トレーニングを積んだスタッフが検査を行っています。
・尿検査
泌尿器の異常は血液検査が異常になる前に尿検査でわかることも多くあります。ご自宅で採取していただいたもので、あるいは来院時に膀胱内の尿を採尿して行うこともできます(直接膀胱内の尿を採取する方が検査としてはより信頼性があります)。採尿してから時間が経過するときちんとした結果が出ないので、ご自宅で採取する場合は当日行うようにし、来院まで時間が空く場合は先に尿だけお持ちください。
・血圧測定
人間同様犬・猫でも高血圧が様々な異常を引き起こすことがわかっており、猫の高血圧症を放っておくと1年ほどで死亡するという報告もあります。血圧測定は健康管理に欠かせないものとなっています。
・レントゲン検査
体の中を影絵のように映し出す検査です。臓器や組織の大きさ、形、位置を評価するのに優れています。健診の場合は全体を広く診ることで、見逃しの少ない評価が可能です。また経時的に変化を見ることで、加齢による変化も捉えることが可能です。
当院ではデジタルレントゲン装置を用いて、愛犬・愛猫の被ばく線量減少と鮮明な画像の両立を図っています。
・超音波検査
それぞれの臓器の形や内部構造、臓器によっては動きを評価することもできる検査です。レントゲンんよりも細かい部分の評価が可能です。きちんとした検査を行うには毛をかる必要があり全身の評価には時間がかかりますが、原則全身麻酔が不要で痛みを伴わない検査として非常に有用です。
当院がお勧めする健診プランはこちらです(クリックして拡大)
全ての犬・猫に健診3が一番おすすめですが、5歳くらいまでの若い子では1〜2回の健診3とその合間で健診1でもいいかもしれません。一度は若いうちにフルコースの検査をして、きちんとその子の「正常」を把握しておいてあげることをお勧めします。