マダニは山に行く犬がつけてくるもの・・・ではありません。
当院にマダニをつけて来院する犬のほとんどは、近所の公園やいつもの散歩コースでつけてきます。「草むらに入らないように気をつけて散歩をしていたのに!」という子がつけてきたりするのです。
そもそも犬にとって、散歩中に草むらに「入りたい」のに「入れてもらえない」のは楽しいのでしょうか?そんなことに気を使わずに散歩させてあげたいですよね。
マダニは「ダニが噛みつく」だけでなく、ダニが持っている伝染病を犬に移して問題を起こします。ですから「ついてから取ればいい」というものではないのです。さらに人間にも伝染病をもたらす厄介者!家に連れ帰らないようにしましょう。
マダニの予防は年々進化しています。今年から当院で採用する予防薬は「3月に1回飲ませるだけ」。従来のスポットオンタイプでは「飲み忘れてしまう」「よりしっかりと予防したい」という方にはこちらをおすすめします。ご来院の際にご相談下さい。
例年雪解けとともにダニが出始め、ゴールデンウィーク前にはかなり見られるようになります。4月中頃には予防を始めることをおすすめします。