2026.11.08

むっちの回復記録|第5回/全5回 「もう一度走れるように」

第18病日。
第3回で、自分では立ち上がれず、
寝ているだけだった姿をお伝えしたドッグランへ。

歩いていたむっちが、
白いもっちが走るのに合わせて、
一緒に追いかけっこを始めました。

元気な頃と同じくらい走れて、びっくりしました。
またこんなふうに、二匹で走れるなんて。
同じ場所で見たその姿は、家族にとって大きな喜びでした。

今では、ぱっと見ただけでは異常がわからないほど、
歩いたり走ったりできています。

ただ、神経学的検査では、今も異常が残っています。
右後肢以外の3肢に、神経学的検査上の異常があります。
特に左の前足と後ろ足は、
フードを食べている間にも外側へ滑っていくことがあり、
右側と比べて異常が目立ちます。

少し興奮したときなどに、
眼振が起こっているように見えることもあります。

走れるようになった喜びと、残っている神経学的な障害。
どちらも、今のむっちの姿です。

それでも、あの場所で、もっちと一緒にまた走れた。
そのことが、とてもうれしかったです。

突然倒れ、自分では立ち上がれなくなったむっち。
画像検査では、頭蓋底(後頭骨)の骨折がわかりました。
そこから、食べること、歩くこと、そして走ることまで、
もう一度、日常生活を取り戻してきました。

重い状態からでも、こうして日常を取り戻せる可能性があること。
今も残る障害も含め、むっちがたどってきた一つの経過を伝えたい。
そんな思いで、全5回の回復記録としてまとめました。

※これは、むっち一頭の経過です。同じような症状でも原因や回復の程度は異なります。
画像検査や治療、リハビリについては担当の獣医師と相談してください。

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