2026.08.16

🟨 獣医師が解説 「まだ軽いから」で、そのままにしていませんか? 健康診断やワクチンのときに、 「少し心雑音がありますね」 「まだそれほどひどくありません」 と言われたことはありませんか? そのときは元気だし、 咳もしていない

🟨 獣医師が解説

「まだ軽いから」で、そのままにしていませんか?

健康診断やワクチンのときに、
「少し心雑音がありますね」
「まだそれほどひどくありません」
と言われたことはありませんか?

そのときは元気だし、
咳もしていない。
しばらくすると、心雑音を指摘されたこと自体を忘れてしまい、そのままになっていることも少なくありません。

でも私たちは、
「心雑音を指摘されたら、その時点で一度、心臓の検査をしておくこと」
をおすすめしています。

心臓病の重症度を判断するうえで、大切なポイントのひとつが「心臓の大きさ」です。
ただし、もともとの心臓の大きさには個体差があります。

だからこそ、健康なうち、あるいは心臓の異常がまだ軽いうちに、
「この子の心臓は今どんな状態なのか」
を心臓の超音波検査(心エコー)やレントゲン検査などで確認しておくことが大切です。

そして、その検査をスタート地点にして、定期的にチェックしていく。
そうすることで、
「前回と比べて心臓が大きくなってきた」
「まだほとんど変わっていない」
という変化を、その子自身の過去の検査と比較して判断しやすくなります。

また、
心雑音の大きさと、心臓病の重症度が必ずしも一致するとは限りません。

雑音はそれほど目立たなくても、検査をしてみると心臓が大きくなってきていることもあります。

心臓病は、重症になってから初めて調べるよりも、
まだ元気なうちから「今の状態」を知っておくことが大切です。

「心雑音があります」と言われたら、
“まだ元気だから様子を見る”だけで終わらせず、
まず一度、今の心臓を確認する。

そして、そこから定期的に変化を追っていくことをおすすめします。


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※ここでは一般的なお答えになるため個別の診療相談にはお答えできません。
※体調に不安がある場合は動物病院を受診してください。

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