2025.10.29
白内障とは、水晶体が白濁して視界がぼやける眼の疾患です。
この病気は初期段階では、光を入れて観察しない限り気づきにくく、見た目に白く見えるようになるのは末期の状態です。
白内障の進行を防ぐ点眼薬は存在しないため、症状が進んだ場合に失明を防ぐためには人工的なレンズへの置換が行われます。
完全に失明しない限り生活の質に大きな影響はありませんが、放置すると痛みを引き起こすぶどう膜炎の原因となったり、最終的には緑内障になることもあります。
ある程度進行した状態ではぶどう膜炎が起こりやすくなるため、ぶどう膜炎の予防のための目薬を点眼していただくことをお勧めしています。
当院では通常の目のケアや健診を実施し,白内障の早期発見や進行のチェックを行なっています。またぶどう膜炎や緑内障をできるだけ予防するためのご提案をさせていただいています。
さらに、高度な検査・治療が必要な目の状態には、動物眼科VECSをご紹介し,治療やその後の経過観察を連携して行うようにしています。
眼の健康には適切なケアが重要です。適時の動物病院の受診や専門医との相談により、早期発見と適切な治療を心がけることが、健康な視力の維持に大切です。
眼の健康管理を怠らず、定期的なチェックアップを受けることをお勧めします。
##札幌市清田区 すぎうらペットクリニック
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