以前からAIを利用したトイレを使っていて、その効果を実感していますが、先日の学会会場で新しく猫の活動を調べるセンサーを見つけました。
首輪タイプになっていて、猫の首につけておくとその猫がどのぐらい活動しているかご飯を食べているかといったことを常時監視してくれるようです。
牛で似たようなものを利用して酪農家の生産性が向上したと言うニュースを見たことがあったのですが、猫にも利用されているようです。
早速スタッフが購入して使ってみたと言うので、その写真をもらいました。
黒猫と提携しているらしく、専用デザインの宅急便コンパクトで届くようです。
中身はこんな感じ。これは赤色の首輪のタイプです。
充電式になっていて、使い始めに充電が必要。時々外して充電する必要があります。この充電用の台が首輪と通信して行動を記録します。一般的な2階建て住宅程度はカバーされるとのことでした。
データはこんな感じで見れるようです。
運動時間、食事回数、歩いたか、走ったか、くつろいでいたか、寝ていたか・・・どうやって見分けているのかわかりませんが、こんな感じでデータを収集してくれるようです。この装置を開発して販売しているのは獣医師ではないので、ご家族目線で猫の行動をうまく見ることができるようにできていると思いました。その反面、これを見て「様子がおかしいから病気かもしれない」というのは見ているご家族が自ら判断する必要がありそうです(ちなみに猫のAIトイレは、獣医師が監修しているのか、排尿回数が増えると「おかしいから病院へ行ったほうがいいかも」というようなアナウンスが出るようになっていました)。
これを続けていれば、今日は食事の回数が少ないとか、寝てる時間が多くなってきたぞ・・・ということがわかりそうですね。
複数猫がいるときに、どの子がどのくらい食事に口をつけていたかが分かるのは便利ですね。
留守の間に何をやってるのか・・・長期間観察すると面白そうですね。