病院に来院した子に毎回必ず行うのが身体検査です。体調を確認するための問診から、その子を見て異常がないか(視診)、触って何か異常がないか(触診)、聴診器で音を聞いて異常がないか(聴診)などが含まれます。基本的には診察台の上で行う物ですが、場合によっては診察室や待合室を歩いている様子を見たりすることもあります。
身体検査だけでもさまざまな情報が得られます。
心臓の雑音や関節の異常、腰の違和感、歯周病、外耳炎など、異常があるのにご家族が気づいていないようなものが見つかることも少なくありません。すぐ問題になるものばかりではありませんが、その子の生涯に影響する可能性がある場合には、きちんと知っておくことが大切です。
身体検査だけでもさまざまな情報が得られます。
心臓の雑音や関節の異常、腰の違和感、歯周病、外耳炎など、異常があるのにご家族が気づいていないようなものが見つかることも少なくありません。すぐ問題になるものばかりではありませんが、その子の生涯に影響する可能性がある場合には、きちんと知っておくことが大切です。
普段から健診やケアで病院に来ている子では、元気な時に病院に来たその子身体検査の記録がデータとして蓄積されます。病院ではその時その時の身体検査だけでなく前回や前々回の記録も確認して、健康かどうかの判断を行います。
当院では予防接種や誕生日検診の際には、身体診察の結果をわかりやすく記載したものも合わせてお渡ししています。毎回の結果を溜めておいていただくと、その子の変化を見てあげることができるようになっていますので、ぜひ保存しておいてあげてください。
動物病院に行って、例えば耳がかゆいと言っていたのに耳だけじゃなくてあちこちを触って、心臓の音を聞いてといるのを見たら、耳だけ見てはいおしまいではなく体の隅々まできちんとチェックをしてもらってるんだなと思って安心してください。耳だけ見てくれればいいのにと思わないでくださいね。