ネコの便秘症 | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

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ネコの便秘症

健康できちんと食事をとっている猫は多くの場合一日1回程度は排便をすると思います。二日に1回だとちょっと少ない印象。三日に1回しかでないと便秘症に注意が必要です。

猫の便秘症は高齢、肥満で多いと言われています。また当院に便秘を訴えて来院する猫では、慢性腎臓病による脱水により便の硬さが強くなっていると考えられる子が多くいます。

便の出る回数が少ない段階で気づいてあげられると、便が固くなりすぎないようにフードを変えたり、フードにサプリメントを混ぜたりといった方法が可能ですが、トイレで踏ん張っているけどでないとか、ひどくなるとトイレで踏ん張りすぎて倒れてしまうくらいになると、食事を変えただけでは難しいことがほとんどです。

多くの場合は腸内の便を柔らかくするために浣腸をしたり腹部のマッサージをしたり、肛門から指を入れて骨盤に引っかかっている硬い便を崩して摘出したりといったことをします。これが結構大変で、時間もかかります。

処置後は原因によって補液をしたり、フードを試してもらったりします。食事の変更で排便が良好な場合は、普段の状態に気をつけてあげればそれだけで長期間管理できる場合もあります。

愛猫の排便の回数、チェックしてますか?

 

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