2025.10.25
麻酔をかけるなどの大掛かりなことをしなくても、専門の器具を使用して明るい光を目に当てることで、眼球内部の詳細な観察を行うことができます。この方法で、角膜や前房、水晶体、さらには眼底の状態を詳しくチェックすることが可能です。
それにより、肉眼では確認しにくい異常や疾患の早期発見が可能となります。また異常があれば眼圧の測定や傷のチェック、涙液量の測定などすることで異常が見つかる場合もあります。
眼科疾患では、治療が遅れると失明したり痛みが直なったりするものもあります。眼の健康は日常生活の質に直結しているため、ご家庭で注意を払っていただきたい重要な要素です。「なんか変」と気づいてから数時間・数日で失明に至る病気もあるため,異常に気づいたらできるだけ早く診察を受けるようにしましょう。
また症状がなくても定期的に身体診察をうけ、獣医師によるチェックを受けることが、眼の健康を保つための第一歩です。大切な愛犬・愛猫の眼を守るために、日頃からのケアと定期健診を心がけましょう。
##札幌市清田区 すぎうらペットクリニック