特に歯の根元に沿って一箇所だけ赤みが強い場合は、全体が綺麗に見えていても歯周病の可能性を考慮する必要があります。

歯周病は初期段階では軽度の炎症として現れ、放置すると歯を支える骨が徐々に失われ、最終的には歯の根元に沿った歯肉の隙間が深く開いてしまいます。さらに隣の歯にもそれが広がっていきます。そうなる前に早期に発見し、適切に対処することが重要です。

歯周病の適切なコントロールはいかに歯磨きがきちんとできてもそれだけではすみません。定期的な歯科健診が大切であり、特に全身麻酔下での検査・クリーニングとが推奨されます。

もし歯肉の変化に気付いたら、早めに歯科医師の診察を受けることが推奨されます。健康な歯肉を維持するためには、日頃からのケアが不可欠です。